腎臓病の猫の食事
慢性腎不全と診断されたキクさんは、これからできるだけ腎臓病療法食が主食になります。
うちのキクさんはロイヤルカナンが大好き。
しばらくはロイヤルカナンの「腎臓サポート」を試すことになりそうです。
酸化防止剤のBHAについて賛否両論があるロイヤルカナンですが、療法食の豊富さは群を抜いていますので、小さい頃から親しんでおいて良かったです。
猫さんの食事に関しては、本当に苦労しますね。。。
さて、上記文章の「できるだけ」に何故マーカーを引いたかというと、動物病院の先生によると、腎不全の猫さんはとにかく食べることが重要とのことです。
無理矢理療法食を出し続けて食べる気を無くさせてしまうよりは、食べて体力を付ける方が重要と仰っていました。
腎臓病用療法食の特徴
食べられるなら腎臓病用療法食を食べる方が望ましいようです。
腎臓病になると、たんぱく質が代謝されてできる老廃物が腎臓から排泄されず体内に蓄積するようになり、それにより腎機能の悪化や尿毒症などを引き起こします。
それを防ぐためには、たんぱく質やリンを抑えた「腎臓病用療法食」が有効です。
おうちの猫さんが食べてくれる「腎臓病用療法食」が見つかれば、それを食べて貰うのが良いですね。
うちも、色々試しています。
腎臓病用療法食の注意点
うちにはキクさんより高齢の猫さんのウメさんがいるので、じゃあ、予防ついでにウメさんにも腎臓病療法食を食べさせれば良いかな!?
と思ってしまったのですが、それがとんでもない間違いらしいです。
腎臓病用療法食は、タンパク質とリンを抑え、脂質が他のフードよりかなり高めに設定されているので、腎臓病であってもなくても、脂質の多い食事により「膵炎」になりやすいそうです。
ですので、初期の腎不全の猫さんの場合、療法食だけを食べることにこだわらなくて良いようです。
「膵炎」も怖い病気なので、くれぐれも
健康体の猫さんに「腎臓病用療法食」を腎不全対策として食べさせてはいけない
ということをお忘れなく!!
予防の場合は、シニア向けの「リン」が抑えられたごはんをあげるのが良さそうですね。