大腸腺癌(直腸腺癌)闘病記 術後10ヵ月 再発確定

2度目の病理組織診断の結果

9月17日、2度目の病理組織診断の結果は「直腸腺癌」でした。

病理検査報告書には下記の記述がありました。

採取された直腸の4ヶ所の組織では、不整な管状の配列を示す上皮細胞の増殖が認められます。個々の細胞は立方状の好酸性細胞質と類円形核、明瞭な核小体を有し、中程度の大小不同を示しています。分裂像は20個/高倍率視野です。1ヶ所の組織では粘膜下に浸潤しています。
2ヶ所の組織では陰窩の状態は保たれています。
直腸より採取された組織では、不整な管状配列を示す上皮細胞が確認され、前々回と同様、直腸腺癌と判断されます。
一部では粘膜下への浸潤が認められ、悪性度の高い腫瘍であることから、腸壁の肥厚や狭窄、リンパ節の状態など病状の進行について注意が必要です。

ちなみに、呼吸器パネルの結果は「猫カリシウイルス」が陽性でした。
咳はそのせいかもしれないとのことで、抗ウイルス薬を飲むことになりました。

 

再手術するかどうかと猫の性格

再手術に際には完治を目指し、骨盤を切って前回より広範囲に癌の箇所を切除するとの宣告を受けていました。

(下記に骨盤をどうのように切るかなどの詳しい情報がありました。
手術の写真もありますので、苦手な方はクリックしないでくださいね。
https://aikawavmc.com/specialize/?specializeId=135

でも、先生も私もキクの性格を考えると、術後のストレスは相当だろうという心配がありました。
術後は立てない期間もありますし、その後も排尿と排便が困難な時期があります。
しかもキクは再発ですので、再再発の可能性も高いようで、そうなると術後の回復を待つ期間に再発することもあるかもしれません。

前回の手術で入院したストレスが、耐えられる最大のものかもしれないと考えると、更に大きな手術をするのには抵抗がありました。。。

また、キクは前回の手術をした後も、結局ウンチが手術前のように1日分が1回でモリモリ出るような状態にはならなかったんですよね。
一番良い状態でも、大きめのウンチが1個でるぐらいで、それを1日に数回する感じが普通になってしまいました。
ですので、今回再手術しても、1回目の手術前のようになる確率は少ないのでは?とも思いました。
(もしかしたら、1回目の手術後にすぐに再発して便秘がちになっていたのかもしれませんが)

最初は先生も「腫瘍は取った方がいいと思う」と言っていたのですが、キクのストレスのことを気にしていたようでした。

実は、去年虹の橋を渡ったウメですが、最後の2ヶ月ほどは寝たきりでした。
老衰なので、病気に比べたら苦しみは少なかったかもしれませんが、それでもオシッコとウンチに関しては大変でした。
自力でしっかりとオシッコができないので、定期的に圧迫排尿をしてあげたり。
オシッコがしっかりと出きらないと、膀胱に古い尿が溜まって雑菌が繁殖し、膀胱炎になってしまうのです。
ウメも何回か血尿になったことがありました。

数時間おきに排尿を助けていましたが、ふとした時に漏れてしまった時には下半身がビショビショになってしまうので、その度に洗面所に連れて行って下半身をお風呂に入れてあげてドライヤーで乾かしていました。
上手く行っているときで洗うのが2〜3日に1回、たまに1日に2回入れることもありました。
私は幸い居職なので、オムツは私の寝る間だけにしてあげたくて、そのために漏らしてしまうことも多かったのかもしれませんが。
ウメを洗ってあげたら、寝ていたマットレスやカバーも洗って、乾燥機へ。。。
それでも、ウメは小さくて(2.5kgぐらい)大人しい猫だったので、世話は楽でした。

ウンチは1週間に1度、病院でお腹をマッサージしてもらいながら、出してもらっていました。
先生がお腹側から流してくれるのが上手かったので、器具を使って取ることなどはありませんでした。

キクはというと、本当に神経質というのがぴったりな猫です。
嫌な事は本当に許さなくて、本気で抵抗(噛む・引っ掻く)してきます。
ウメのようにはできないかもしれないな、という不安がありました。

 

選択した治療方法

結局私には再手術は選べませんでした。

今後は、最後の手段「分子標的薬」を試してみることになりました。

手術したら治る可能性もあるのに、という気持ちは今でもあります。
まだウンチが出にくい問題以外は、比較的元気そうなキクを見ると、今でも気持ちが揺らぎます。
迷うときが一番辛いです。
自分の選択が間違っているかもという不安が今でもつきまとっています。

 

最近の様子

分子標的薬はただ今3週目に突入しました。
10mgを2日に1回です。
重篤な副作用などは今のところ出ておらず、しばらくは続けられそうです。
下痢をしたら即中止と言われていたので、その点ではホッとしています。
食欲不振が若干あるような気がしますが、薬のせいなのか通過障害(ウンチが出ない)のせいなのかがまだよく分かりません。
体重がMAXで5kgぐらいあったのですが、10/7に病院で測ったところ4.4kgになってしまいました。
先生は、ウメの時にも使用した食欲増進剤を使ってもいいよ言っていたので、その日の夜に少し使用してみました。
やはり使用するとたくさん食べますね。
効かなくなるのが怖いので、あまり使いすぎないように、慎重に使用しようと思います。

通過障害がやはり一番苦労しています。
ウンチが出にくいので、トイレで気張って吐いてしまうのが悩みです。
そのため、週に1回病院に行って、ウンチを取ってもらっています。

先週10/2〜10/6は、月曜日から木曜日までウンチが出ない割には、何故かトイレに行った後にも吐いたりしませんでした。
でも、あまりにもウンチが出ないので、木曜の夜に腫瘍の部分を指で確認したみましたが、特に変化はないような感じ。
腫瘍のすぐ後ろにウンチがある感触がありましたが、私には出してあげることもできず。。。
それでも、お尻のチェックが刺激になったのか、究極まで溜まっていたからなのか、翌日に普通サイズのウンチが2個でました!
普通サイズのウンチがトイレにあるのを見ること自体が何ヶ月かぶりかも。。。
その後も、小さめのものを何個かしたので、定期的にチェックした方が良いのかもとも思っています。

2ヶ月ほど続いていた咳でしたが、抗ウイルス薬を2週間ほど続けてみた結果、かなり良くなりました。
今は、たまに1〜2日に1回する位です。

以前は、ウンチきばる→吐く→咳き込む、という流れが多かったのですが、今は咳き込むのも減り、きばった後に吐くことも減ってきたような感じです。

分子標的薬が効きますように。。。

これからは分子標的薬でどんな効果があったのか、なかったのかを記録していきたいと思います。

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