猫の大腸腺癌(直腸腺癌)闘病記 術後7ヵ月再発の疑い?

2023年8月15日

しこりを再発見

術後しばらくしてからも、しこりが発見されたことがありましたが、また見つかりました。
手術で切った部分に、また新たにしこりがあったのです。
前回のしこりとは同じ傷口上でも少し角度が違う部分にできているようです。

今回も、前のように自然に消えたらいいなと思って経過を観察したのですが、1週間おきに病院で触診してもらっていたところ、診察する度にどんどん大きくなっている様子です。。。
ガン細胞は大きくなるスピードが速いということなので、先生も私も「再発」ではと疑い始めました。
そうなるとまたCT検査と、内視鏡検査です。

再度、CTでリンパが腫れていないか(転移があるかどうか)、内視鏡検査で細胞を採取して病理検査、をすることになりました。

 

2度目のCT・内視鏡検査と喉の不調

CTでは造影剤を使用するので、腎臓には結構負担が掛かります。
その為、前日に自宅で点滴をしました。
当日も朝から病院で点滴をしてから検査です。

2023年8月5日、朝9時半に病院にキクを預けてから自宅で待機。
15時前位に、検査が無事終わったとの電話がありました。
内視鏡検査で腸の中を確認すると、癌の時のように粘膜にブツブツしたものがなくツルッとしていて、その奥の方(筋肉側)にモリッとできものがあるようだったとこの事でした。
その為、表面の細胞も取ったけれど、念の為更に針を刺して奥の方の細胞も取ったようです。

CT検査の際には全身麻酔なので、いつも検査後に同意書を書くのですが、今回も命に関わるようなことはおきませんでした。

ただ、1ヵ月ほど前から1日に1〜2回、ひどく咳き込む事があり、抗生物質+気管拡張剤などを服用してみたのですが、あまり効果が無く、ずっと喉の調子が悪かったので、今回の検査後に気管からチューブを抜く先に咳き込んでしまったみたいです。
この咳が、いつもすごく苦しそうなんですよね。
今は、2〜3日に1回プレドニゾロン5mgを半分に割って飲んでいます。
ステロイドなので、あまり長く飲ませたくないのですが。

この咳もあるので、もし再発して再手術になってしまったら、すごく辛いだろうなと心配です。
お腹を切ったのに咳も出たら傷口がより痛そうです。

それにしても、再手術となったらどうなるんだろうと、心配で頭がいっぱいです。
前回は、何とか腸を引っ張って手術して貰えましたが、その代わりに癌の周辺の部分もギリギリのマージンしか取れなかったようでした。
今回再手術となると、癌の周辺を余裕を持って取った方が良いでしょうし、その為には骨盤を切って手術しやすい環境が必要になると思います。
先生もそうするかもみたいな雰囲気です。

考えるのに疲れ果てて、今回はあえてあまり先の事は考えないように暮らしていました。
今いるキクはまだ生きているし、可愛がることを優先して。
あと、仕事はなるべく先の事も出来ることは済ませておきました。

 

結果

8月12日病院より電話があり、病理検査の結果、粘膜の細胞・その奥の細胞からも癌細胞は見つからなかったとこのとでした。
良かった!・・・のですが。
何かできものは確実にあるし、もしかしたら細胞がちゃんと取れていないとか、たまたま取った所に癌細胞がなかっただけかも?とか思ってしまいます。

人間の大腸癌の進行の仕方を調べてみると、粘膜に出来た癌細胞が、どんどん筋肉側に移動して、その後リンパにまで達し、他の臓器へも転移という感じみたいですね。
猫も同じだと思うので、今回内視鏡検査で粘膜がつるつると言うことは、癌ではないのかもしれないし。。。

病院で先生に聞いた所、外側にできたものが粘膜側まで浸潤することもあるようです。。。
今後、ウンチに血が付くようになれば、再発したということになりそうです。

とりあえずは、経過観察になりましたので、1〜2週間ごとに病院でしこりが大きくなるかのチェックをし続けます。
先生には、自宅でもチェックして、今の大きさを覚えておいて欲しいと言われました。

 

今飲んでいるサプリ

再発かも、との判断を受けてから「コルディG」というサプリを飲ませています。

家族からは猫のサプリというよりは、私の精神安定剤とか言われていますが(汗
でも、何かに頼りたくなってしまうというか、自分にできることなら何でもしてあげたいというか。
病院の先生も、飲み合わせとかには問題無いと思うとは言っていたので、しばらくあげてみる予定です。

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