猫の大腸腺癌(直腸腺癌)闘病記 退院後その2

大腸の傷口のケア

大腸を切って縫った部分は、そのままにしておくと、傷口が治るに従って固く縮んできてしまうそうで、それを防ぐためにお尻から指を入れて広げなくてはいけないようです。。。

薄いゴム手袋(手術で先生が使うようなもの)をして、オリーブ油や流動パラフィンを人差し指に塗って、お尻から入れます。
人差し指が入ったら、中指・・・と言う感じで少しずつ広げます。

家でそんな事できるのかなぁ、と不安だったのですが、我が家は点滴を自宅でする際に、下記のような保定袋というものを使用しておりまして、今回もこの袋に助けられました。


※楽天の画像です。

猫袋、保定袋、というものらしいのですが、ファスナーが沢山付いていて本当に優秀です。
しかも、ファスナーが上から下まできっちりあるので、腎不全の点滴用では首の方から半分ほどファスナーを下ろして点滴、お尻の時は、下から半分ほどファスナーを上げて処置、という感じで使っておりました。

1回目にチャレンジしたときは、かなり怒って「ウ〜〜〜」とずっと唸っていましたが、2回目からは何だか諦めの境地という感じでした(汗
もちろん、嫌がりますが、点滴よりは大人しくしてくれていたかも。。。

初めて点滴の針を刺す時も怖かったですが、指を入れる時もかなり怖かったです。
変な角度で入れて、傷口がおかしくなったらどうしよう!とか。

先生は、指を入れてグリグリ広げなさいと言っていましたが、怖いので、指を入れて動かさずひたすら10分、じっと時間が経つのを待っている感じでした。
これを数日に1回やるだけで意味あるのかな?とか思っていましたが、ハッキリ言って、それぐらいの間隔で10分実施するだけで、人間側も限界という感じ。。。

点滴は4日に1回、傷口のケアは2〜3日に1回のスケジュールでこなしていきました。

 

1ヵ月後の様子(傷口&ウンチの様子)

その後は2週間に1度ほど病院でも傷口をチェックしてもらいながら、家でもケアを続けました。
病院ではいつも「経過良好!」とのことで、狭窄はほとんどしていないようです。

毎日やらないといけないのかな?と思っていたのですが、そこまでしなくても良いようで、少しずつケアをする間隔を空け、1ヵ月後ぐらいには
もうやらなくても大丈夫という事になりました。

しかし、傷口がほぼ狭窄していない割には、ウンチがモリモリ出ません。
便軟化剤を使うと、どうしてもウンチがねっとりしているというか、あまり固くならないので出しにくそう。
結局1/1〜14まで2週間、便軟化剤を使いましたが、ずっとスッキリしない日々でした。
1日に6回ぐらいはトイレに行って、ちょっとだけウンチをするか、全然出ないかでした。
傷口の狭窄がなくても、違和感はあるのか、何度もトイレに行っていきむので、よくトイレ後に吐いていました。
2〜3日に1回はトイレ後に吐くという感じです。

ウンチの大きさをずっとメモしていたのですが、大・中・小で記録していて、1/1から17頃までは「小」ばかり。
18日ぐらいから「大」も少しずつ増えて来て、1月終わり頃から「大」が増えるに従って、トイレの回数も減ってきました。
でも、ウンチを一気に出すのを忘れちゃったのか、小出しにするのが癖になったのか、まだ何か違和感を感じるのかわかりませんが、現在(7/16)になっても1日に3回ぐらいウンチに行きます。1個ずつ出すという感じです。
癌発覚以前は、大きめのを2〜3個一気に出す感じだったのですが。

 

しこり発見

傷口のケアもそろそろ卒業かなという辺りで、自宅でのケア時に傷口にしこりがあるような感じがしました。
腸なので、ウンチがこびり付いているとかよくあることなので、「うんちかな?」と思っていましたが、念の為、通院時に先生にもチェックして貰いました。

「しこりあるね」

ショック!!!
術後1ヵ月ほど経っているので、再発してもおかしくないという話でしたが、傷口を縫った糸の部分が反応して、しこりが出来ることもあるとのことでした。
その場合は、しばらくしてしこりが消えるかもしれないので、少し様子を見ることに。。。

そうなんですよね。
癌は再発することもあるんですよね。
術後は回復へ向かっている事しか考えてなかったので、すごくショックでした。
先生いわく、癌の時の粘膜っぽい感じではなく、ニキビみたいにコリコリしている感じなので、違うとは思うけど。。。とのことでした。

結論から言いますと、
その後、1ヵ月ぐらいでしこりは消えました!!
良かったです。

当時から結構時間が経ってこの記事を書いているので、やけにあっさりとした結末ですが、その時は毎日憂鬱でしたね。

 

大腸腺癌と結石のその後

3月頃には、大腸腺癌についてはとりあえずいったん終了という感じで、1ヵ月に1度の通院でチェックという事になりました。

腎臓結石は、尿管の結石を取ったけれど結局尿管が閉じてしまって、片方「水腎症」になってしまいました。
エコーで確認すると、尿管から流れずに貯まってしまった尿により、腎臓はモコモコと膨張していました。
今は、もう片方の腎臓が頑張って働いている状態のようです。
血液検査の数値的には、若干基準値に収まりにくくなって来たような気もします。
基準値より若干高めという感じです。

猫の12歳は人間の64歳なので、色々と体に不具合が出て来る頃なのかもしれません。
せめてストレス無く暮らしていけるようにしたいです。

 

抗がん剤ではないもう1つの提案

大腸腺癌では、あまり抗がん剤は効果的ではないようですが(腺癌は手術、リンパ腫は抗がん剤)、先生から「分子標的薬」の選択もあるとの提案がありました。
ただ、大腸腺癌で「分子標的薬」が効いたとの症例が無く、あくまでも抗がん剤の代わりになるものとしたら「分子標的薬」がある、という話のようでした。

キクの性格的にも、抗がん剤を点滴中に暴れてしまう可能性もあるので、多分抗がん剤をするのは難しいです。
体調が悪くて抵抗する気力もない時なら可能かもしれませんが。。。
先生も、ちょっとキクには難しいかもねという感じでした。

「分子標的薬」は飲み薬ですし、抗がん剤よりは取り入れやすいかもしれません。
将来まだどうなるか分からないですが、そんな方法ももしかしたらあるかもしれない、という事を記録しておきます。

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